2013年9月9日月曜日

野外シンポジウム ~天塩・中川編~



みなさん、こんにちは。北大研究林北管理部の片山です。

今回は、819-23日に開催された「野外シンポジウム」についてご報告をしたいと思います。

野外シンポジウムというのは、毎年北大で行われている「シンポジウム」で、対象は全国の大学の学部生です。文系でも理系でも、1年生でも4年生でも、私立大でも国立大でも、誰でも参加できます!今年は、8大学11人の学生さんたちが参加してくれました。

野外シンポジウムでは、北大研究林でどの様な研究が行われているか、それをフィールドで見てもらい、体験もしてもらいます。そこで紹介する研究は、今、実際に行われている最前線の研究内容です。

シンポジウムは、昼間は現場に行って調査の様子を見学したり体験する「フィールドセッション」、夜には、フィールドセッションで見た研究で、実際にどの様なデータが取れて、どういう意味があるのかを、ポスター発表形式で発表を聞き、議論する「ポスターセッション」、そして、今回得た知識をもとに、参加者の方が研究テーマを考え、仮説・仮想結果・考察などを発表する「アンビシャスセッション」の三部構成です。

フィールドセッションでは、オタマジャクシを捕まえて体サイズを測ったり、


採取してきた土から根っこを分けたり、


研究用ジャングルジムに登って樹冠にある葉っぱを採取したり、


全部で9個ものフィールドセッションがありました。土の中からから地上30mまで、虫・動物・植物を舞台に様々な分野の研究紹介が行われました。

夜のポスターセッションでは、議論が盛り上がり、12時近くまで発表者に話を聞いたりしている人もいました。



アンビシャスセッションでは、全部で3チームの発表がありました。
柔軟な発想で、分野を超えた面白い発表を聞くことができました。




とても楽しい5日間でしたね!


と、ここで終わりではありません!エクスカーションがあります!(希望者のみ)。内容は、渓流を上り(下り)ながらのヤマベ(ヤマメ)釣り。


蛇行する渓流と渓流沿いにあるフキの林を見ながら、たくさんのヤマメを釣ることができました!


事務所に戻って天ぷらにしてもらい、とても美味しく頂きました!



まだまだ書ききれないことがたくさんあります。詳細は、野外シンポジウムのページをご覧ください!!
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~yagai/bosyu/2013/

過去にどんなことをやってきたか、写真つきでこちらのページから見ることもできます。
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~yagai/Yagai_Common/PastPage.html


北大大学院に興味を持って来て下さる学生さんもいます。が、野外シンポは年に一度だけ。この機会を逃したけど、北大研究林を見てみたいなあ~、大学院に進学してみたいな~、と思っている方は、冬の北海道もご案内しますので、是非、ご連絡ください!

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