2015年9月28日月曜日

沖縄 森林フィールド講座 1日目

事務担当の山崎です。
今回は、8月31日から9月4日まで行いました学生実習「第2回森林フィールド講座・沖縄編~やんばるの森に溶け込もう~」の内容をご紹介いたします。
昨年の第1回森林フィールド講座は、北大和歌山研究林で実施いたしましたが、今回は場所を変えて琉球大学与那フィールドでの開催となりました。
(昨年の実習の様子はブログでご紹介しています


まず初日(8月31日)から。

今回の開催地は、沖縄本島北部の国頭村(くにがみそん)にある琉球大学の演習林・与那フィールドです。
今回は農学部系学生の参加する公開森林実習と森林フィールド講座の合同開催ということで、北は北海道から南は宮崎まで、27名の学生が集まる実習となりました。
初日は那覇空港と名護にそれぞれ集合、バスで向かいます。




天気は快晴。日差しが眩しいです。そして暑い・・・ 汗が止まらない!

休憩を挟みつつ約3時間、与那フィールドに到着。
まずは講義です。
沖縄北部のやんばる(山原)地域の亜熱帯林や沖縄の林業について、説明を受けます。

琉球大学の高嶋先生から、やんばる地域の代表的樹種や固有鳥類についての説明をしていただきました


琉球大学の芝先生からは、沖縄の森林や林業について教えていただきました
みんな真面目に講義を受けています

講義の後、庁舎のすぐ裏手を流れる与那川へカニカゴを仕掛けに向かいました。


エサを入れたカニカゴを・・・ 



与那川へ投げるっ!

カニカゴの引き上げは翌日の朝です。成果はいかに?!


まだまだ続きます。
食事の後はアカデミックワールドです。
この「森林フィールド講座」には、全国各地の演習林(北海道・山形・信州・筑波・高知・琉球)からスタッフが参加しており、沖縄にいながら様々な地方の森林フィールドについて学ぶことができます。

この日は、山形・高知・北海道の演習林について、そして演習林紹介をしてくださった先生方の研究分野について学びました。

山形大学のロペス先生の発表風景です
沖縄の森林とは全く特色が違いますね
北海道大学の佐藤先生からは、北大研究林の概要説明&北海道の森林と土壌について教えていただきました
北方の土壌と、亜熱帯林の成立する沖縄の土壌とはどのような違いがあるのか・・・
明日、実際に体験します!

この日はほぼ講義のみで終了でした。
明日はいよいよやんばるの森へ!

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