長田です。引き続き、高知大の森林フィールド演習について紹介します。
3日目(8月13日)
植生調査の日です。隣接する2つの林分それぞれに20m四方の調査プロットを作り、そのプロットを4区画に分けて班ごとに調査を行いました。
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塚本先生からプロットの作り方の説明を受けてからフィールドに出ます |
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TAの方に測量法を習います |
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技術職員の長井さんの熱血指導を受けながら作業を進めます |
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プロット枠のテープを張ります。斜面なのでテープと一緒に転がり落ちていった学生さんもいました |
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林床の落葉落枝をサンプリングします |
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高木層、亜高木層、低木層、草本層の境目の高さを調べます |
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そして胸高直径と樹種、低木層と草本層の被度などを記録します |
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2つ目のプロットです。だいぶ雰囲気が違うのですが、写真でわかるでしょうか? |
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樹種判別のために樹皮をかじる学生さんもいました |
宿舎に戻り、夕食をとった後には愛媛大の鍋嶋先生による講義が行われました。年輪からわかることについての発表に興味を持った学生さんが多かったようです。
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夜には鍋嶋先生の講義がありました |
4日目(8月14日)
この日は室内作業です。3日目にとった植生データをまとめ、解析してプレゼンの資料を作りました。塚本先生のヒントやTAの方の助言を参考にしながら、なぜ隣接する林分で植生が異なるのかについて、種組成や森林構造、株立率、リターの量などにもとづいて考察を行いました。学生の皆さんはみな熱心に議論しながらまとめており、作業は深夜まで続きました。
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各班がとったデータを整理して記録していきます |
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整理したデータにおかしな部分がないか塚本先生が確認します |
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そして全班のデータをまとめて解析します |
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データを元にストーリーを作り、プレゼン資料を準備します |
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深夜まで作業を続けているとハイテンションになります |
最終日(8月15日)
前日に解析、整理した内容について各班がプレゼンテーションを行いました。それぞれの班ごとに特徴のある良い発表でした。班によって意見の相違があったのも良かったと思います。いろいろと考える切っ掛けになったのではないでしょうか。
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各班の発表の様子です。ならんだ学生さんが順番に発表していきます |
学生さんの発表が一通り終わった後には、塚本先生によってまとめの解説が行われました。データの整理のしかたや考え方について学びました。
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塚本先生によるまとめです |
昼食をとった後にアンケートを書いて終了しました。皆さんお疲れ様でした。そして塚本先生、鍋嶋先生、長井さん、早田さん、TAの皆さん、ありがとうございました。
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