平成24年7月より、森林圏ステーションは文部科学省教育関係共同利用拠点
「フィールドを使った森林環境と生態系保全に関する実践的教育共同利用拠点」に認定されました。
「フィールドを使った森林環境と生態系保全に関する実践的教育共同利用拠点」に認定されました。
森林圏ステーションは北海道と和歌山県に約7万haの広大な森林フィールドを有しており、これらのフィールドは次の複数の特徴を備えています。
・氷点下30℃以下の気温・3mを超える積雪など世界の寒冷地域を代表する自然環境
・アカエゾマツ原生林・針広混交林・北限ブナ林・スギ天然林など亜寒帯~温帯を代表する森林
・ヒグマ・オジロワシ・イトウ等を頂点とする豊富な野生生物相
・森林・湿原・湖・原始河川(蛇行)・山岳・大規模山火事跡地などの多様な景観
私たちはこれらのフィールドを活用し、以下に代表される環境および生態系保全に関する様々な教育研究を積極的に進めています。
・数十~百ha以上の流域スケールで展開される大規模野外実験による北方林生態系の解明
・二酸化炭素や窒素等の寒冷域における水・物質循環
・地球規模で展開されている長期生態系モニタリングネットワーク(LTER・IBOY等)の拠点
・エゾシカ等野生生物の森林生態系に果たす役割に関する野外操作実験(エンクロージャー・エクスクロージャー試験)
・朱鞠内湖集水域を中心に展開している環境機能と生物多様性保全に関する研究
こちらのブログでは、本拠点を利用した実習や、研究林の様子などをご紹介していきます。
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