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2015年6月22日月曜日

シカと森林の関係

長田です。今回は苫小牧研究林を利用している九州大学大学院システム生命科学府の岡部憲和さんの研究を紹介させていただきます。

岡部さんは、シカと森林の関係に興味を持っており、シカによる食害の影響の大きい森林で被害状況を調べて、森林が今後どのように変化するのかを予測したいそうです。主な調査地は屋久島の森林なのですが、他の森林にも興味があるそうです。


2015年6月5日金曜日

植物画の研究

長田です。今回は一風変わった研究林の利用例として、藏田愛子さん(東大)の研究についてご紹介をさせていただきます。藏田さんは、博士課程の研究テーマとして、明治大正期の「画工」による植物画制作に関する研究を行っているそうです。その方が、先日苫小牧研究林を来訪されました。なぜ苫小牧研究林なのでしょうか?

2014年6月24日火曜日

虫捕り少年、苫小牧に現る!

今回は3カ月以上も苫小牧に滞在して調査を進めている飯田さんの紹介です。飯田さんは東京農工大の4年生の虫捕り少年。筋金入ってます。虫好きオーラ、半端ないです!

飯田さんは、シカの生息密度が昆虫の種や生息数に与える影響を調べています。最近、シカの増加が社会的問題になっていることは皆さんもご存知だと思います。シカが増えるとシカの餌となる植物(特に林床に生えている林床植生)が食べられてしまいます。それにより、昆虫の多様性や数も変化すると考えられます。それを明らかにしようとしているのですね。

では、どうやって調べるのでしょうか?

飯田さんは、色々なトラップを使って、様々な虫を採取しています。


トラップその1:ピットフォール作戦・・・オサムシ、シデムシなどを捕まえる!
いわゆる、落とし穴です。地面を少し掘って、そこにコップなどを設置し、落とし穴を作ります。地面を歩く虫たちは、この落とし穴に落ちちゃいます。とっても簡単なトラップですが、モニタリングサイト1000という全国的な森林調査でも利用されている手法です。このトラップでは、オサムシやシデムシが採れるみたいです。


この白いのがピットフォールです。
今回は調査中ではなかったので、蓋がされていました。


トラップその2:ライトトラップ作戦・・・蛾を捕まえる!
今回、同行した調査です。夜間、光に集まる虫を捕まえるためのトラップ。その名のとおりですね。



飯田くんが何やら作り始めました。
みるみるうちに、ライトトラップ完成!
真ん中にライトを設置して、集まってきた虫たちは下の方にトラップされます。
そして、翌朝、回収します。

今回のライトトラップの狙いは「蛾」です。
今の時期は、たくさんの蛾が採れるみたいです。


トラップその3:誘引衝突式トラップ作戦・・・カミキリムシを捕まえる!
このトラップも自作です。カミキリムシを捕まえます!


上の方のUFOみたいな物体の中に、
カミキリムシが好きなにおいのする誘引剤を入れておきます。
そうすると、フラフラ~っと寄ってきたカミキリムシが壁に衝突して、
エタノールの入った下のごみ箱に落ちて捕獲されます。



トラップその4:マレーズトラップ作戦・・・ハチを捕まえる!
今回は残念ながらトラップをかける期間ではなかったので、見ることができませんでした。マレーズさんが考案したマレーズトラップは、テントのような構造で、ハチを捕まえることが今回の目的とのことです。



シカ密度の異なるプロットで、トラップを仕掛ける!
さて、これら4種類のトラップを、シカ高密度区(20頭/㎞2)、シカ排除区(0頭/㎞2)、処理なし区(10頭/㎞2)の3つの種類のプロットにしかけて、虫の種類や数を調べます。今回は、トラップその2のライトトラップ作戦に同行しました。



ここはシカ高密度区です。
この区域は柵で囲まれていて、

研究のために、毎年シカの頭数をチェックして、頭数をコントロールしています。
ここは外の森林に比較すると、シカの生息密度が2倍になるように
設定しているプロットです。


ここは、柵外、つまり、何もコントロールしていない森の様子です。
上の写真のシカ高密度区に比べるとシカが少ないので、林床植生が多いですね。

左右の違い、分かりますか?
真ん中のポールは、奥まで柵がはってあります。
右側は、シカ高密度区で、柵内には2頭のシカがいます。
左側は、シカ排除区で、柵内にはシカはいません。
林床の様子が全く違いますね。
こんなに林床植生が違うのであれば、生息する虫たちも違うような気がしますね。

こちらはシカ排除区、つまり、シカが一頭もいないプロットです。
下層植生がたくさん生えているのが分かりますか?

ちなみに、虫はLEDの光には集まってきません。
最近のキャンプ道具は、のきなみLEDを利用しているとのことで、
蛍光灯のランプを手に入れるのが大変みたいです。


3つのプロットに3つずつのトラップを仕掛けました。たくさん捕れるかな~??

翌朝・・・



うわー!!!たくさんいるー!!!!

色んな蛾の種類が捕れました。
綺麗ですねえ~!

たくさんれたのはいいけれども、
蛾の種類に分けて、数える作業が大変です。
昼ごはんも食べず、1日中作業をして、
やっと夜7時頃、終わったみたいです。
この後の同定作業はもっと大変みたいです。

虫捕り少年飯田くんは5月はじめからずーっと苫小牧に滞在していて、8月頃まで調査を続ける予定とのこと。もう、日浦研究室の一員のようです。本当に虫が好きで、平日これだけ虫採りしているのに、休日は趣味で研究林外にも虫捕りに出かけているみたいです。(詳しくは、彼のブログタイヤキの虫ブログをご覧ください!これを見ると、本当に筋金が入っていることがよく分かると思います。笑)

飯田くんに「一番好きな虫は何ですか?」と聞いたところ、「それは答えられません!!!!」と言われてしまいました。でも、特にカミキリムシが好きみたいです。北海道に来て出会った虫で一番好きなのは「オオルリオサムシ」とのことです。北海道に来たのに、オオルリオサムシをらないなんて、虫屋さんにとってはありえないことみたいです。笑

ところで、このオサムシ、とっても人気の高い昆虫みたいです。その魅力のひとつに、オサムシの体はとっても綺麗な色をしている、ということがあると思います。「歩く宝石」とも言われているみたいですね。オサムシは飛ぶことができないので、高い山や川があると、移動できずに、その土地固有の進化をとげるとのことです。ですので、日本だけでも約40種(100以上もの亜種)がいるとのことです。

ちなみに、オオルリオサムシは北海道だけに生息するようですが、場所によって体色が異なるみたいです。また、同じ場所でも異なる体色のオサムシがいるみたいです。なぜ、この様に様々な色をもつようになったのか、不思議ですね~。



虫捕りのあとは、データ解析や論文執筆など、研究は道のりが長いですが、どんな結果になるのかとっても楽しみですね!!

2013年10月29日火曜日

研究利用 東北大学 山口大輔さん@苫小牧研究林

みなさん、こんにちは。特任助教の佐伯です。

今日は、苫小牧研究林に調査に来てくださった、東北大学博士課程1年の山口大輔(やまぐちだいすけ)さんをご紹介します。



山口大輔さん

山口さんは、ミズナラの葉の光合成速度の季節変化について研究をされています。ミズナラは、北海道に最もたくさん生えている樹木の一つです。そして「光合成」は、樹木にとって、日々成長し、エネルギーを得ていくための大切な営みです。春、夏、秋と、ミズナラの光合成を追い続ける山口さん。今回は、山口さんの主たる研究サイトである、地上25メートルの林冠クレーンの上で、お話をうかがいました。

苫小牧研究林にある、林冠クレーンです。

ゴンドラにのって移動できるので、クレーンのまわりにある樹木の枝先や葉の部分を観察することができます。

******** ではここから、空中散歩をしながらのインタビューをお楽しみください。 ********

佐伯: 今日はお忙しいなか、取材に応じてくださり、どうもありがとうございました。

山口: いえいえ、こちらこそ、苫小牧研究林のみなさんにはいつもお世話になっています。

佐伯: 山口さんは、東北大学のご所属ですが、もう長く、苫小牧研究林を調査地として利用してくださっていますね。このクレーンも、ずっと使ってくださっているのですか?

山口: はい。修士のころからですから、利用しはじめてもうすぐ3年になります。

佐伯: じゃあ、私よりも操作がずっと上手ですね(笑)。あ、この機械はなんですか?

山口: これは、Licor(ライカ)のLI-6400といって、植物の葉の光合成や呼吸をはかる装置です。植物の生理生態を研究している人であれば、よく使う機械ですよ。

「LI-6400」
植物の葉の光合成速度や呼吸速度を測れる機械だそうです。

佐伯: あれ、でもここに、「サザエ」っていうシールが貼ってありますが・・・。

山口: あ、これ、機械の名前なんです。僕の所属している東北大学の彦坂研究室には、このタイプの機械が3台あって、それぞれ、「サザエ」、「カツオ」、「ワカメ」っていう名前がついているんです。

佐伯: ・・・(大爆笑)・・・

山口: この「サザエ」は3つの中では一番、野外でがんばってくれていて、僕はいつもこれを使っています。



「サザエ」には、写真にあるような測定機器がついています。
山口さんは、左手にクレーンのリモコン(黄色)、右手に測定対象のミズナラの葉を持って、
きびきびと測定方法を教えてくださいました。
 
山口: このミズナラが、僕がいつも調査している木です。

ミズナラ

佐伯: うわー、大きくてきれいな木ですね。

山口: 全部で4本調査しているのですが、毎年、同じ個体の同じ場所で光合成を測ることで、年による季節変動によってミズナラの光合成がどのように変化するのか調べています。長期的なデータを蓄積していくことで、樹木の温暖化影響の予測にも役立てたいと考えています。

サザエの先端部には、大きな洗濯バサミのような機械がついていて、
葉をはさんで測定を行います。洗濯バサミではさんだ葉の部分から出る
二酸化炭素の濃度を、赤外線センサーを使って精密に測定することにより、
光合成速度や呼吸速度を計測できるのだそうです。サザエ、すごいぞ!!!

佐伯: この「サザエ」は、こうやって使うんですね。とても複雑そうですが、山口さん、操作がスムーズで、さすがですね。

山口: ありがとうございます。でも、ときどき樹木も機嫌が悪いときがあって、気孔を閉じてしまってうまく測れないときがあるんです。そういうことがあまりないよう、測定するときの時間や気温、天気などには、いつも注意をはらっています。

佐伯: 樹木にも、機嫌の良しあしがあるんですか。(目からうろこ)

山口: はい。僕は、光合成がうまく測れない状態を、「やる気がなくなっちゃった」ということもあります。

佐伯: (笑)。 樹木と気持ちが通じ合えるなんて、なんだか素敵なご研究ですね。

クレーンのゴンドラから、樹冠(じゅかん)の海を見下ろします。
ゴンドラの影がうつっているの、わかりますか?

佐伯: 山口さんにとって、ご自身の研究の面白さは、どんなところにありますか?

山口: 僕は、こうしたクレーンやジャングルジムを使って、樹木の光合成速度や呼吸速度、そのほか、様々な生理学的機能を調査しています。野外で、自然に生育している樹木の生理生態を調査できることが、とても面白いと感じています。光合成に関する研究は、温室の中のポット苗など、人工環境化でコントロールされた個体を対象にしたものが多いのですが、こんなに大きく育った自生のミズナラを調査できるケースはきわめて限られているんですよ。

佐伯: そうなんですか。 しかも、地上からは決してさわることのできない、林冠の葉を対象とされているのですから、データを得る瞬間は、わくわくドキドキですね。

それにしても、今日は本当によいお天気ですね。山口さん、どうもありがとうございました。来年も、苫小牧研究林でお待ちしています!

クレーンで取材をさせていただいた日は、本当によいお天気で、
まるで山口さんを待っていたかのような青空でした。
写真の向こうには、苫小牧のソウル・マウンテン、樽前山が見えます。
山口さんは取材中、何度も、「こんな日は、とても光合成が測りたいです!」とおっしゃっていました(笑)。


山口さんには、苫小牧研究林の研究室のゼミで発表もしていただきました。
とても興味深いご研究で、質疑応答も、大変盛り上がりました。
山口さん、どうもありがとうございました。
 

<参考>
東北大学 植物生態学講座(彦坂幸毅教授)のHP
http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/hikosaka/
※山口さんが所属されている研究室です。 

苫小牧研究林HP
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~exfor/Toef/hp_j/0_top.html

 








     
   




2013年10月12日土曜日

調査研究利用@苫小牧研究林   「コナラにおける花成制御遺伝子の発現変化」

 
こんにちは。苫小牧研究林の佐伯です。高知出張から戻ってきたら、エゾリンドウが咲いていました。もう秋なんですね。

今回は、研究利用で来林された岡山大学の谷岡千春(たにおかちはる)さんの調査風景をご紹介します。
谷岡さんです。とても楽しそうに調査されているのが印象的でした。

谷岡さんは、現在学部4年生。卒業論文のテーマである「コナラにおける花成制御遺伝子の発現変化」を調べるために、来てくださいました。苫小牧には、「OTCCOpen Top Canopy Chamber)」という実験装置のついたジャングルジムがあります。このジャングルジムの最上階には、コナラの一部の枝が透明の板に囲まれている空間があり、そこだけ1-2度、周囲よりも気温が高くなっているのだそうです。谷岡さんは、温められた枝につく花や葉で発現している遺伝子を調べ、温暖化に対する樹木の応答を推定する研究をされています。


 
ジャングルジムに登っていかれる谷岡さん(写真右上:赤い服の方です)。
 

登ってから下を覗くと、けっこう迫力があります。

でも、上を向くとこんなにきれいな青空が見えます。
 
そして横にはこんな方が・・・ (うわ~!!!)
 

あ、この方についてはまた別の回に説明しますね(笑)。
谷岡さんのお仕事はまず、コナラの実(=どんぐり)のついた枝を探すことです。今年はどんぐりが不作のようでした。でも、無事に必要な数のサンプルを採集することができたそうです。よかったです!

ジャングルジムでのサンプル採収。
写真だとわかりづらいのですが、谷岡さんは、透明の板に囲まれた「疑似温暖化」ゾーンで作業をされています。


どんぐり発見! もうこんなに大きくなっているんですね。(取材は9月10日に行いました。)

ん、届くかな?



採集したサンプルは、すぐに専用のチューブへ入れます。

調査には、谷岡さんを指導されている宮崎祐子先生も同行されていました。宮崎先生は、苫小牧研究林の日浦勉教授とともに、ジャングルジムを使った研究を10年あまり続けられているそうです。谷岡さんは、はじめてジャングルジムに登ったとき、宮崎先生のあまりに素早い動きについていくのがやっとだったとか。
 宮崎先生からは、「なまけもののように動いてください。」といわれているそうです。ゆっくり着実に、という意味ですね。そして、このアドバイスは、宮崎先生の恩師であった日浦勉教授からいわれていたものだそうです。
谷岡さんを指導されている宮崎祐子先生(岡山大学)です。
 
谷岡さんは、今回採集されたサンプルを岡山大学に持ち帰り、遺伝子解析されるそうです。温められた枝と、そうでない枝とで、遺伝子の発現の状況に違いはあるのでしょうか? 結果がとても楽しみですね。 がんばってください!



参考URL

岡山大学農学部森林生態学・緑地生態学研究室HP
http://www.agr.okayama-u.ac.jp/plantecology/index.html
※谷岡さんが所属されている研究室です。

苫小牧研究林HP
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~exfor/Toef/hp_j/0_top.html

日浦勉教授研究室HP
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~member/Hiura/index.html

※苫小牧研究林には、林冠にアクセスするためのジャングルジムが多数設置されています.利用を希望される方は、研究林スタッフまでお気軽にご相談ください.

2013年9月12日木曜日

ギングチバチの生態を探る!

こんにちは、片山です。
今回は、雨龍研究林で調査をされている、九州大学4年生の米田さんについて紹介したいと思います。

ハチ少年
米田さんは、一言でいうと「ハチ少年」です!
根っからのハチ好きで、昔から、蜜を吸うハチよりも、昆虫などを食べる「狩りバチ」に心惹かれていたそうです。


そんな米田くんと「ギングチバチ」との出会いは大学に入ってからでした。
捕獲したギングチバチ。
ギングチバチとは、その名の通り、口が銀色のハチとのことです。
そのギングチバチの生態や、何よりも「カッコ良さ」に魅せられ、卒業論文のテーマとしてギングチバチを選んだようです。
(すいません、私が撮った写真では、そのカッコ良さを1ミリも伝えられませんでした・・・。)

米田さんがやっていることは、ひたすらハチ探し!
見つけたハチを追いかけて、巣を探しています。
巣はこの様な朽木、特に枝の様なわりと小さなものの中に巣を作っています。きれいな穴が開いていますね。これが巣の入り口のようです。


ギングチバチの獲物は、ハエ、ガが多く、一部の種はカメムシ等、様々な種類の昆虫を狩ります。ですが、この様な多様な餌の種類をどの様に区別して捕獲しているのか、どの様に捕獲手段を変化させるのか、その様なことは分かっていません。
そもそも、ギングチバチがどの様な場所に生息しているのかといったデータも無いようです。
というわけで、米田くんは、まずはギングチバチがどの様な場所を好んで巣にしているか、そして、巣の中にはどの様な獲物が捕獲されているのか、ということを調べているみたいです。

ですので、ギングチバチを見つける→巣をみつける→巣となっている材の特性(樹種、大きさ、腐朽度合、含水率など)を調べる→巣の中の獲物を調べる、といった作業をされているとのことでした。

残りの調査日数もわずかになってきて、納得いくだけの巣はまだ採れていないとのことです。晴れなければなかなかハチが飛ばないらしく、天気に左右されてしまうのが悩みのタネの様でした。


ところで、米田さんには特に北大教員に知り合いがいるわけではなかったのですが、6月頃に北大研究林を訪れ、ギングチバチがいるかどうかの事前調査を行っていました。
そのとき、雨龍研究林の内海准教授が、米田さんの調査の内容を聞き、研究林の案内から調査地の選定まで、お手伝いをされました。それがきっかけとなり、「教育拠点」の利用申請をされ、今回の調査に繋がっています。

この様に、北大には内海先生の様に親切で頼りになる先生がたくさんいます!北大教員と直接の知り合いでなくとも、連絡頂ければ相談に乗ることが可能です。調査・実習のフィールドとして興味のある方は、是非ご連絡ください!


内海准教授です。
突然のお願いにもかかわらず、机の状況を気にされつつ、快く撮影に応じてくれました。





最後に、米田さんに巣を見つけたときの喜びを表現して頂きました!
ハチとのさらなる出会いがあると良いですね!!




内海研HP:https://sites.google.com/site/evocomecol/
雨龍研究林:http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~exfor/Uref/indexUr.htm

2013年7月16日火曜日

調査研究利用@札幌研究林

事務担当の山崎です。
本日は、当教育拠点事業の「教育共同利用(調査・研究)」制度を利用し、札幌研究林で実験を行っている学生さんの様子をご紹介いたします。


札幌研究林の試験地(実験苗畑)は、教職員や学生のいる研究棟から徒歩5分ほどのところにあります。

歴史を感じます。


橋を渡った先に実験苗畑があります。
ちなみにこの下は川ではなく、道路。
実験苗畑研究棟。実験室はこの中にあります。
 
 今回、当事業を利用してくださったのは東北大学大学院生命科学研究科の森井悠太さん。研究課題は「近縁な陸産貝類の種間における極端な形態差の形成と維持機構の解明」です。
主に、陸産貝類であるヒメマイマイとエゾマイマイ、それらの捕食者であるオサムシ類を飼育して摂餌実験を行っています。

 

ヒメマイマイ。北海道内にしか生息していないそうです。
 

オオルリオサムシ先生近影。
 
 

先程とは別のオサムシ、エゾマイマイカブリです。
首長で、アゴががっちりしています。
この細い首をカタツムリの殻へ突っ込み、中身を食べるそうです。
 

オサムシの世話をする森井さんとオサムシマンション。現在200匹ほどが居住しています。



エゾマイマイの実験はすでに終了したとのことで、亡骸。

 
 
札幌試験地(実験苗畑)には、今回ご紹介した研究棟以外にも、苗畑用地や温室などがあり、実験苗木生産試験、樹木フェノロジ-の観察、苗木を対象とした精密実験などを実施しています。


また当事業では、他大学学生に対し、卒業研究や修士・博士論文作成のためにフィールド・宿泊施設・実験施設を利用する活動を支援するために「教育共同利用(調査・研究)」制度を設けております。

興味がある方は、ぜひHP http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/~kyoten/ をご一読の上、担当までお問い合わせください。
お問い合わせ先はf-kyotenあっとまーくfsc.hokudai.ac.jp です。

どうぞお気軽に!