長田です。今回は苫小牧研究林を利用している九州大学大学院システム生命科学府の岡部憲和さんの研究を紹介させていただきます。
岡部さんは、シカと森林の関係に興味を持っており、シカによる食害の影響の大きい森林で被害状況を調べて、森林が今後どのように変化するのかを予測したいそうです。主な調査地は屋久島の森林なのですが、他の森林にも興味があるそうです。
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| この白いのがピットフォールです。 今回は調査中ではなかったので、蓋がされていました。 |
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| 飯田くんが何やら作り始めました。 |
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| みるみるうちに、ライトトラップ完成! 真ん中にライトを設置して、集まってきた虫たちは下の方にトラップされます。 そして、翌朝、回収します。 今回のライトトラップの狙いは「蛾」です。 今の時期は、たくさんの蛾が採れるみたいです。 |
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| 上の方のUFOみたいな物体の中に、 カミキリムシが好きなにおいのする誘引剤を入れておきます。 そうすると、フラフラ~っと寄ってきたカミキリムシが壁に衝突して、 エタノールの入った下のごみ箱に落ちて捕獲されます。 |
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| ここはシカ高密度区です。 この区域は柵で囲まれていて、 研究のために、毎年シカの頭数をチェックして、頭数をコントロールしています。 ここは外の森林に比較すると、シカの生息密度が2倍になるように 設定しているプロットです。 |
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| ここは、柵外、つまり、何もコントロールしていない森の様子です。 上の写真のシカ高密度区に比べるとシカが少ないので、林床植生が多いですね。 |
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| 左右の違い、分かりますか? 真ん中のポールは、奥まで柵がはってあります。 右側は、シカ高密度区で、柵内には2頭のシカがいます。 左側は、シカ排除区で、柵内にはシカはいません。 林床の様子が全く違いますね。 こんなに林床植生が違うのであれば、生息する虫たちも違うような気がしますね。 |
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| こちらはシカ排除区、つまり、シカが一頭もいないプロットです。 下層植生がたくさん生えているのが分かりますか? ちなみに、虫はLEDの光には集まってきません。 最近のキャンプ道具は、のきなみLEDを利用しているとのことで、 蛍光灯のランプを手に入れるのが大変みたいです。 |
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| うわー!!!たくさんいるー!!!! |
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| 色んな蛾の種類が捕れました。 綺麗ですねえ~! |
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| たくさん捕れたのはいいけれども、 蛾の種類に分けて、数える作業が大変です。 昼ごはんも食べず、1日中作業をして、 やっと夜7時頃、終わったみたいです。 この後の同定作業はもっと大変みたいです。 |
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| 山口大輔さん |
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| 苫小牧研究林にある、林冠クレーンです。 |
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| ゴンドラにのって移動できるので、クレーンのまわりにある樹木の枝先や葉の部分を観察することができます。 |
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| 「LI-6400」 植物の葉の光合成速度や呼吸速度を測れる機械だそうです。 |
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| 「サザエ」には、写真にあるような測定機器がついています。 山口さんは、左手にクレーンのリモコン(黄色)、右手に測定対象のミズナラの葉を持って、 きびきびと測定方法を教えてくださいました。 |
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| ミズナラ |
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| サザエの先端部には、大きな洗濯バサミのような機械がついていて、 葉をはさんで測定を行います。洗濯バサミではさんだ葉の部分から出る 二酸化炭素の濃度を、赤外線センサーを使って精密に測定することにより、 光合成速度や呼吸速度を計測できるのだそうです。サザエ、すごいぞ!!! |
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| クレーンのゴンドラから、樹冠(じゅかん)の海を見下ろします。 ゴンドラの影がうつっているの、わかりますか? |
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| クレーンで取材をさせていただいた日は、本当によいお天気で、 まるで山口さんを待っていたかのような青空でした。 写真の向こうには、苫小牧のソウル・マウンテン、樽前山が見えます。 山口さんは取材中、何度も、「こんな日は、とても光合成が測りたいです!」とおっしゃっていました(笑)。 |
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| 山口さんには、苫小牧研究林の研究室のゼミで発表もしていただきました。 とても興味深いご研究で、質疑応答も、大変盛り上がりました。 山口さん、どうもありがとうございました。 |
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| 谷岡さんです。とても楽しそうに調査されているのが印象的でした。 |
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| ジャングルジムに登っていかれる谷岡さん(写真右上:赤い服の方です)。 |
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| 登ってから下を覗くと、けっこう迫力があります。 |
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| でも、上を向くとこんなにきれいな青空が見えます。 |
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| ジャングルジムでのサンプル採収。 写真だとわかりづらいのですが、谷岡さんは、透明の板に囲まれた「疑似温暖化」ゾーンで作業をされています。 |
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| どんぐり発見! もうこんなに大きくなっているんですね。(取材は9月10日に行いました。) |
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| ん、届くかな? |
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| 採集したサンプルは、すぐに専用のチューブへ入れます。 |
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| 谷岡さんを指導されている宮崎祐子先生(岡山大学)です。 |
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| ハチ少年 |
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| 捕獲したギングチバチ。 |
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| 内海准教授です。 突然のお願いにもかかわらず、机の状況を気にされつつ、快く撮影に応じてくれました。 |
| 歴史を感じます。 |
| 橋を渡った先に実験苗畑があります。 ちなみにこの下は川ではなく、道路。 |
| 実験苗畑研究棟。実験室はこの中にあります。 |
| ヒメマイマイ。北海道内にしか生息していないそうです。 |
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| オオルリオサムシ先生近影。 |
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先程とは別のオサムシ、エゾマイマイカブリです。
首長で、アゴががっちりしています。
この細い首をカタツムリの殻へ突っ込み、中身を食べるそうです。
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| オサムシの世話をする森井さんとオサムシマンション。現在200匹ほどが居住しています。 |