充実の実習もついに最終日です。
これまで毎日コツコツと作ってきたイグルーを、午前中で完成させます。 だいぶ壁が高くなりました! イグルー作りにもみなさん慣れてきて、各チーム、あうんの呼吸で雪のブロックを積んでいきます。 |
もう、中から体を出せないくらいに天井がせまくなってきました! |
ついに、天井が作られます!! |
最後のひとピースまであと少し!! |
やったーーー!!! 無事に、みっつのイグルー(と王様のイス)が完成しました!! 氷の窓や玄関、テーブルまで、色んなデザインのイグルーが出来上がりました! (とても申し訳ないことに、各チームのメンバーと出来上がったイグルーの写真を撮っていませんでした、、 遠目からの写真でゴメンナサイ、、 そして王様のイスが邪魔で、奥のイグルーが見えない・・・!!) |
午後は薪づくりです。来年の実習でお風呂やストーブに使う薪を準備します。 まずは、チェーンソーで適度な長さに切っていきます。 |
次は斧を使って薪を割ります!日頃のストレスを薪にぶつけます!! 熟練者はいとも簡単に薪を割りますが、慣れていないと何度やっても割れません。 割れるまで何度も何度も、斧を振り下ろします。 スカっとわれたときの爽快感は素晴らしい! |
余った時間で木登り体験です! 完成したイグルーの中で、とっても美味しいココアも飲みました!! イグルーの中は、とっても暖かかったみたいですよ。 |
最後の最後、私も少し時間をもらってお話しをさせて頂きました! 皆さん(多分)熱心に聞いてくれて、とっても嬉しかったです。 実習はとても楽しく、普段できないような経験をたくさんすることが出来ましたね! 充実感や達成感をたくさん得ることができたと思います。 これからは、ここで得たものを自分の血と肉に変えて、充実した日々を送ってくださいね!! |
6日目 解散!
長かった実習もついに終わります。 本当に素晴らしい実習でした!!! |
皆さんからのレポートでは、
・様々な要因によって植生は決められているのだと実感した。
・降雪量や積雪量の差によって、動植物の生態が大きく変わるということがよく分かった。
(斜面の違いやオンネトーと演習林の違いなどのことですね。)
・植生が経時的に変化することを学んだ。
(3日目のアカエゾマツからトドマツ、広葉樹が混じってくる遷移についてですね。)
・雪崩遭難実習では、雪が持つ恐ろしさを体験した。自然の驚異を理解し、正しい知識を持つことが欠かせないと改めて感じた。
・樹木は人間や他の動物のように、生存のために様々な戦略を持っている。
・はたして化石燃料にかわって薪燃料などを使うことが本当に環境にやさしいと言えるのかということを考えさせられた。
など、冬山での行動や北海道の森林ついて多くのことを学んだようです!
ここでの出会いや学んだことを大切にして、これからも頑張ってください!
そして、また、北海道に遊びに来てね!!
(北大研究林にもぜひ♪足寄とは全然違う森があるから!)
後日談・・・。
近くの保育園のチビッコたちが、イグルーに遊びに来てくれたみたいです!これも、毎年の恒例行事になっているみたいです!楽しそう!!
HP紹介
・九州大学北海道演習林
九大演習林は、福岡、北海道、宮崎の3つの地域のあります。それぞれのHP上で「通信」コーナーがあり、森にしかけた自動撮影カメラによる写真などを紹介していたりします。とっても面白いので、是非見てみてください!
わしっぷ通信(北海道演習林)、ささやま通信(福岡演習林)、あかぎ通信(宮崎演習林)
活動内容を丁寧にご紹介いただきありがとうございます.実習では大変お世話になりました.片山さんの野外活動でのご指導,ご講演おかげで充実したプログラムとなりました.賑やかさは例年以上だったと感じています.また機会がありましたらよろしくお願いいたします. 内海
返信削除実習でお世話になったうえに内容まで詳細にご紹介いただき感謝申し上げます.おかげさまで私も参加した気になりました.来年度も実施予定ですので日程があえばまた参加・ご指導いただければ幸いです.御社のブログも勉強になることが多数掲載されているようですのでときどき立ち寄らせていただきます.お礼まで 古賀
返信削除内海先生、古賀先生
返信削除わざわざ丁寧にコメントを頂き、ありがとうございます!本当に素晴らしい実習で、私の方こそ勉強させて頂きました。こういう実習が、色んな演習林で、異なる大学が一緒になって、色んな学生が参加できるようなシステムで開催できればいいなあ、と思います。多くの大学生が、専攻にかかわらず、一度は森林で実習した経験がある、というような世の中になれば素晴らしいなあ、と思います。