潜入先は、九州大学北海道演習林で行われた「フィールド科学研究入門・
九大北海道演習林は(鈴木宗男・松山千春の故郷である)足寄町にあります。北大研究林のある道北とは違い、道東の十勝地方に位置します。十勝地方は、日高山脈や大雪山系で雪が落とされるので、十勝晴れといって冬は天気が良く、積雪は少ないのですが、その分、放射冷却によりとっても冷え込みが激しい地域です。
そんな道東の森で、どの様な実習が行われたのでしょうか?
1日目 帯広駅集合~然別湖コタン見学~スキー技術解説・冬の行動技術講義
とても綺麗ですね!ここにある氷は、然別湖から伐り出しているみたいです。 明日からのイグルー作り、がんばりましょう~! |
庁舎に戻ってからは、スキー技術に関する講義と冬の行動技術についての講義がありました。雪の多い地域では、森を歩くことすら道具と技術、そして正しい知識が必要です。明日以降、ゲレンデスキー、山スキー、スノーシューなどの道具を使って山を歩きます。低体温症・凍傷・雪目・雪崩などの原因や回避法など、内海先生が教えてくださいました。
2日目 スキー技術実習~イグルー製作~講義(冬の行動技術)
2日目は、それに備えて1日中スキーの練習です!半分くらいの学生さんが滑ったことがないor修学旅行以来、とのことで、スキーがプロ級にうまいスーパー技術職員の幸子さんが、丁寧に教えてくれました! まずは、転んで起き上がる練習からです!この時点で既に、起き上がれない人が・・・。笑 |
でも、午後になるとみんなスイスイ滑ることが出来るようになりました! 素晴らしい上達っぷり!! |
この日はとても天気が良く、本当にスキー日和!
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くたくたになって帰って来ても、休む暇はありません! 宿舎に戻るとすぐにイグルー作りが始まります。毎日2時間くらい作業をして、 4日目には完成させてイグルーの中でココアを飲まなければなりません!! 雪のブロックを作るところから作業は始まります。 みなさん、もちろん初めての経験なので、見よう見まねで作り始めました。 どうなることやら、心配、、 |
夕食の後は1時間程、北海道の環境と自然について、田代先生より講義がありました。明日は雌阿寒岳のふもとの森を山スキー(のようなもの)で歩きます。その森林についての解説です。また、久米先生から雪には色んな種類がある、というお話しも聞きました。みなさん、雪に種類があるということを初めて知り、とっても驚いていましたね!
後編につづく
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