道北の季節を感じようシリーズ第4弾!今回はお待ちかね、「収穫の秋」についてのお話です。
まず、ひとつめは北海道の秋といえばもちろん鮭!苫小牧研究林のKさんがこの時期になると山男から海男になるらしく、浜頓別の海で鮭釣りをしているということで、帰りに名寄に寄っておすそ分けをくださいました!!やったー!!!
海で獲った鮭はとってもきれいです! 川に遡上してくる鮭は、傷ついていて、こんなに綺麗ではありません。 そもそも、川で鮭を釣るのは禁止されています。 |
ひゃー!!卵がたくさん!!! とっても綺麗です!!!! あ、ちなみに鮭はKさんが数分のうちにさばいてくれました。 さすが、海男です。 |
イクラの醤油漬けを初めて作りました。 ここのあたりのスーパーでは、この時期になると、鮭の卵が普通に売られています。 それを買って、各家庭で醤油漬けにします。 とっても新鮮でとっても美味しいんです! |
頂いたばかりの鮭をさっそく焼いて食べてみました。 とっても美味しい!! 残りはその後、学生さん・教員の皆さんと一緒に鮭祭りを開催して お鍋で頂きました♪ご馳走様です!! |
さて、ふたつめの秋の風物詩、きのこです!
雨龍研究林のダケカンバ林で発見!ベニテングダケです。 とっても目立ちますね。私は初めて見たので、とってもびっくりしました。 すごく目立ちます。 でも、福澤先生曰く、北海道ではそんなに珍しくないよ~、とのことです。 ちなみに、ドクキノコなので見つけても食べちゃだめですよ。 |
舞茸も頂きました! 天然ものなので、土やコケがついていました! マイタケはミズナラの木によく生えているのですが、 マイタケは日頃からきちんとミズナラの様子を見ていないと 見つけることが出来ません。 私ははなからあきらめて、おこぼれを頂くことに力を注ぎました! |
~ちょっと一休み~
突然ですが、かりぶさんを探せ!です。
ここは雨龍研究林の皆伐跡地。ヨツバヒヨドリが紅葉していますね。
さて、この中、福澤先生(かりぶさん)がいます。探し出せるでしょうか?難易度はだいぶ高いです。
レベル100 |
レベル10 |
こっこでーす!ここ、ここ!! (って、ここが上の写真のどこかが分かりませんね、、) |
さて、一休みはおしまいです。
次は何と言っても、紅葉ですね!
雨龍研究林のツタウルシです。 こんなに美しいのに、触ったらひどい目にあいます。 青い空に赤が映えますね~! |
9月27日に、名寄の学生さんや教員の方々と、旭岳に行ってきました!まさに紅葉シーズンまっただ中!!
ダケカンバの紅葉。 黄色がとてもきれいです。 |
ロープウェーからの景色です。 赤く紅葉しているのは、ナナカマドですね。 右下の緑色はササです。 |
ロープウェーを降りたら、もうそこは氷点下の世界でした! 氷がはり、霜柱がたっています。 紅葉ほほぼ終わりかけ。 |
今から、旭岳(右側)に登ります! |
きれいですね。 でも、旭岳も活火山です。 この日、御嶽山の噴火がありました。 登山は楽しいけれども、しっかりと情報を自分で得て、 常に危機管理をしなければならないと実感しました。 |
山頂近くなってくると、既に雪が積もっています。 |
もう少し! |
到着!山頂は雪山のようです。 風がとても強く、すぐに下山しました。 |
チングルマという高山植物です。 高山植物は時期によって色々な姿を見せてくれますね。 |
山頂では雪山でしたが、下山するにつれて暑くなっていきます。 もう半袖になっていますね! |
ハイマツ帯、ダケカンバ+ササを抜けて下りていくと、 アカエゾマツの湿地林に行きつきます。 北海道らしいですね~! |
9月になると、ぐっと冷え込む日が増えてきます。とても冷えた朝は、このあたりは霧で覆われます。
冷え込んできた朝は、こんな風に霧が発生します。 曇っているように見えますが、少し山の上にいくと快晴だったりします。 雨龍研究林に行くときには、名寄のまちが雲海の下に隠れて とても幻想的な景色を見ることができます。 |
さて、最後は鮭の遡上です。名寄市は天塩川の河口からおよそ150㎞上流の位置にありますが、名寄にも鮭は遡上して来ます。天塩川にはダムがないので、ここまで来ることが出来るのですね。
さて、9/29は中川研究林の小林先生の雪どけ早期化実験の調査を手伝いに行った帰り、中川研究林のそばのパンケ川に鮭の遡上の様子を見に行ってみました。
鮭の遡上を見に来ました。 遡上している鮭よりも、川岸で死んでいる鮭の方が多かったです。 とても臭かったです。 遡上している鮭も体はボロボロでした。 |
死んでいた鮭はみな、目の玉がありませんでした。 どこにいったのでしょうか。 |
この様に秋を楽しんでいると、いつの間にか名寄では氷点下まで気温が下がるようになってきました。もう冬です。初雪が降ったらまたお知らせしますね。
冬タイヤにいつ変えようかなあ。人間も動物も植物も、冬支度で大忙しです。
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